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“花王”の毛髪研究、技術開発などのヘアケア関連、品質保証に従事する
「棚町宏人」氏による
ヘアケア商品開発のための毛髪ダメージの評価法 測定デモ付き
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【日 程】
2019年4月24日(水) 12:30~17:00
【会 場】
江東区文化センター 4階 第2会議室
東京メトロ東西線「東陽町」駅下車 1番出口より徒歩5分
【講 師】
花王株式会社 品質保証部門 信頼性保証・技術渉外部 室長 棚町 宏人 氏
【ご経歴】
1989年長崎大学大学院工学研究科修士課程修了。同年、花王(株)入社。
ヘアケア関連の仕事に従事(毛髪研究、技術開発、商品開発)
1999年~2000年研究留学DWI(ドイツ羊毛研究所)、
2000年~2015年毛髪研究、基盤技術開発、
2016年~品質保証本部 信頼性保証業務
<習得できる知識>
1.毛髪ダメージの実感ポイントと商品開発の実例
2.機器測定の留意点とデータのばらつきを抑えるコツ(サンプル選定、測定時の留意点など)
3.毛髪の基礎知識(構造、組成、物性およびダメージによる変化)
4.摩擦感テスターとサーモラボの測定方法と結果の読み取方(測定デモあり)
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【第1部】12:30~14:00
毛髪ダメージの実感ポイントと商品開発への応用
1.髪のパサつき感/うるおい感を支配する因子と評価法
(1)パサつき感の実態
(2)対応する毛髪構造、物性の特定
(3)技術開発
2.触感として実感する髪の硬さ・柔らかさ
(1)実態観察と実感ポイントの把握
(2)対応する毛髪構造、物性の特定
(3)技術開発
【第2部】14:10~15:40
毛髪の機器測定・評価法の実際~ダメージの定量化と留意点~
1.毛髪の機器測定
(1)機器測定の前に考えておくこと(何のために測定するのか、どこまで測定するのか)
(2)種々の毛髪物性測定方法とその特徴
(3)測定方法選択のポイント(何を知りたいか、測定部位は、構造の大きさは)
(4)測定結果のばらつきに及ぼす毛髪特性(部位差、ダメージ度など)とサンプル調製の留意点
(5)結果の取り扱い(特異値の取り扱い、統計処理による考察など)
2.ダメージ損傷測定の実例と商品開発への応用
(1)太陽光ダメージ
1.観察(目視、SEM)
2.接触角
3.TOF-SIMS
4.引張強度
5.摩擦
(2)(ブリーチ+洗髪)ダメージ
1.観察(目視、AFM)
2.動的粘弾性
3.DSC
4.微小引張
5.熱移動特性(qmax)、毛流れの可視化
<質疑応答>
【第3部】16:00~17:00
評価機器の測定デモ
講師:カトーテック株式会社 営業部 牧野 悟
KES-SE摩擦感テスター、FR07サーモラボで実演デモを致します。
(1) KES-SE 摩擦感テスターの測定デモ
摩擦感テスターでは、摩擦係数、摩擦係数の変動のデータが得られます。
これら特性値から手で触れた時の「なめらかさ」を客観的なデータで評価し定量化ができます。
KES-SEについての詳細は下記へ↓
(2) FR07 サーモラボの測定デモ
サーモラボは毛髪の“熱移動速度”を数値化することで、毛髪の「パサつき感」「うるおい感」を評価します。
“熱移動速度”の数値は、人が毛髪を指先で触れた時に感じる、温度低下と相関がとれます。
温度低下が大きいとうるおって感じ、小さいとパサついて感じます。
FR07についての詳細は下記へ↓
【受講料】
1名につき49,980円→32,400円(税込/資料付)
2名同時申し込みの場合、1名につき21,600円(税込)
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